今、話題の映画 「おくりびと」を見てきました。
『納棺師』 その字の如く、亡くなられた方を納棺する際に清拭や死装束、死化粧を施し死者の冥途への旅たちを整える仕事!
祖母が亡くなった時には葬儀社の方に着替えなどをさせていただいきましたが、この映画のようにドラマチックな感じではなかったと記憶しています・・・
4年前に母が逝った時には、家族皆で母の死装束を整え、死化粧は私が施しました。叔母達が「お姉ちゃん、きれいにしてもらって良かったね!」と言ってくれたのを昨日のことのように思い出します。(泣)
つい最近友人のおばあ様が98歳で天寿を全うされた際、本当にこのような儀式的な納棺を経験されたとのことを聞き、やはり映画の影響かな・・・でも残された者にとっては愛する故人を大切に扱っていただけるのは悲しいけれど嬉しい気持ちでいっぱいになるでしょう。
愛する方の最後の旅立ちがより美しい形で残された者の記憶にとどまるよう、又悲しいけれど決別の気持ちをつける為にこの儀式が必要なのかもしれませんね!
映画に影響された一時的なブームに終わらず、これからも故人を送る人々の心に残るような仕事をされる納棺師の方が増えるといいですね・・・